楼門に掲げられている「青井大明神」の御神号額は延宝5年(1677)7月6日に相良22代頼喬より奉納されたもので、額の背面全体には「神様の御神徳の輝きは明らかで、威風堂々としたものである。
水害や旱(ひでり)の時や病気や疫病流行のとき、打てば響く鐘のように神様は万民の祈りに応えられるのである。
建久9年に初代長頼が遠江からこの地に移って以来、今の世まで22代の累代にわたり相続し得たのは至難なことであっただろう。これも神様のおかげである。
この恩恵に報いるべく額を奉納し、楼門に掲げることにする。」とびっしりと奉納の経緯と頼喬の思いが記されています。
皆様に神様の恩恵がありますようにお祈りいたします。